気になる症状、まずはご相談ください。
発熱・頭痛・せき・くしゃみ・腹痛・食欲不振・体調不良・動悸・胸痛など、自覚症状がある場合や、どの科を受診したらよいかわからない場合などは、まずはご相談ください。
生活習慣病・高血圧・糖尿病・高脂血症は重大な病気の兆しかも
生活習慣病とは、身体に負担のかかる生活習慣の影響により、発症してしまう病気のことです。当院ではこのような生活習慣病の代表例である「高血圧症」「糖尿病」「高脂血症」などの治療を行っています。必要に応じて、専門医療機関での精査をご提案し、ご希望時には診療情報提供書(紹介状)を作成しますので、お気軽に御相談ください。
「心療内科」は精神科の軽いもの、と誤解されていますが、本来は「主に心身症を診る科」です。では「心身症」とはどういう病気でしょうか。
日本心身症学会では「身体疾患(病気)の中で、その発症や経過に心理社会的な因子が密接に関与し、器質的、ないし機能的障害が認められる病態」と定めています。ただし神経症やうつ病などほかの精神障害に伴う身体症状は除外されます。
現代社会ではストレスのない人はほとんどいませんが、そのストレスが原因となって様々な身体症状が表れたものが心身症といえます。たとえば「人間関係のストレスで胃潰瘍になる」「仕事のことが気になって寝られない」「夫婦仲が悪く血圧が高い」といった状態が考えられます。
だれでも一時的には、ストレスなどが原因で、体に症状が出る状態になったことがあるかもしれません。また、症状はあったものの病院を受診する前に、ストレスが解消して、自然に治ってしまうこともあります。しかし、ストレスが長期に解消されなかったり、症状が強くて治療が必要な人が受診するのが、本来の心療内科(心身医学科)です。
精神科は、うつ病や統合失調症をはじめとする精神疾患を診る診療科です。精神科医が診察や検査結果に基づき精神疾患を診断します。疾患や症状に応じた「薬物療法」を中心に、認知療法・認知行動療法などの「精神療法」や、社会適応能力の向上を図るための指示や助言(「環境調整」)を行っていきます。
よく「心療内科」と「精神科」の違いについて聞かれます。簡単にお話しますと、精神科は「心が原因で心の症状が出ている人」、心療内科は「心が原因で体の症状が出ている人」を担当するということです。過剰なストレスがかかり、うつ病になってしまった場合は精神科、下痢が続いている人は心療内科、という風に考えていただければわかりやすいかもしれません。
なお、認知症でお困りの方も、お気軽に御相談ください。